アトピーは現代病

アトピー性皮膚炎の時代背景についてみていきます。
アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患は現代病であるとよくいわれます。

これまでと遺伝体質が変わったわけではないのに、また昔の人はアレルギー疾患を発病せずに済んでいたのに、現在これほど問題になっているのですからうなずけます。

アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患が増えた要因には、私たちをとりまく生活環境や生活習慣の変化、医療技術の向上などがあげられます。

日本におけるアトピーは昭和30年代から急激に増えたそうですが、近代化や欧米化によって、それまでの日本人の生活に変化が起こったこともアトピーの原因として考えられそうです。

高度成長による環境の汚染、大気汚染、住環境の変化、食生活の変化、ストレスの増加、さまざまな要因がアトピーの原因として考えられます。